郵便ポストの回収時間や配達スケジュールは、郵便物をスムーズに送るために知っておきたい重要なポイントです。
特に土日や祝日は回収や配達が制限されることがあり、急ぎの郵便物を送る際には注意が必要です。
本記事では、平日と休日の回収時間の違いや、確実に早く届けるための方法を詳しく解説します。
速達やレターパックの活用法、夜間や休日でも郵便を送るコツなど、役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
1. 郵便ポストの回収時間(集荷時間)の基本情報
郵便ポストの回収時間は、日本郵便が地域ごとの物流スケジュールに基づいて設定し、ポストの設置場所や利用頻度によって異なります。
駅前やビジネス街では1日2回以上回収されることが多く、住宅街や地方では1日1回程度の回収が一般的です。
回収時間はポストに掲示されており、郵便局が近いポストほど遅めの回収が行われる傾向があります。
また、回収時間は平日と土日祝で異なり、平日は最大3回回収されることもありますが、土曜日は回数が減少し、日曜・祝日は回収されないポストもあります。
急ぎの郵便物は、回収時間の遅いポストや郵便局の窓口を利用すると確実です。
近くの郵便ポストの場所や集荷時間を知るには。
郵便ポストの回収時間を確認するには、以下の方法があります。
- 郵便局アプリを活用する
- 日本郵便の公式アプリでは、ポストの設置場所や回収時間を確認できる機能があります。
- 郵便局アプリはこちらからダウンロードできます。
- ポストマップのアプリを利用する
- 郵便局へ問い合わせる
- 最寄りの郵便局に電話で問い合わせると、最新の情報を教えてもらえます。
特に、回収時間が変更されることもあるため、定期的に確認することをおすすめします
詳しくは以下の記事を参照してください。
深夜・早朝の回収はあるのか?
通常、郵便ポストの回収は深夜や早朝には行われません。
ほとんどのポストは日中の回収に限られています。
しかし、一部の大都市にある「中央郵便局」では、夜間差し出しが可能なポスト が設置されている場合があります。
また、郵便局の「ゆうゆう窓口」を利用すれば、24時間郵便物を差し出すことが可能 です。
特に速達や書留などの重要な郵便物を送る際に便利です。
24時間利用できる郵便サービスの活用方法
サービス | 受付可能時間 | 特徴 |
ゆうゆう窓口 | 24時間対応(局による) | 深夜・早朝でも郵便物の差し出しが可能 |
レターパックプラス | 24時間コンビニ投函可 | 郵便局が閉まっていても発送できる |
ゆうパック | 一部の郵便局で夜間対応 | 大型郵便物も送付可能 |
特に、急ぎの郵便を夜遅くに出したい場合は、ゆうゆう窓口を利用するか、レターパックをコンビニから投函する方法が便利 です。
郵便ポストの回収時間について詳しく解説しましたが、急ぎの郵便物を確実に届けるためには、回収時間を事前に確認し、できるだけ遅い時間まで回収されるポストを選ぶ ことが重要です。
2.土日・祝日の郵便ポストの回収はある?
土曜日・日曜日・祝日の郵便ポスト回収は平日と同じ?
土曜日・日曜日・祝日の郵便ポストの回収は、平日と比較すると回収回数が減ることが一般的です。
とはいえ、すべてのポストで極端に回収時間が変わるわけではなく、主要なポストでは土曜日は平日とほぼ同じ時間帯に回収が行われることが多いです。
特に都市部では、土曜日の回収が平日とほぼ変わらない場合もありますが、地方では回収時間が前倒しされることが多いです。
また、土曜日は一部の郵便局では窓口も営業しているため、窓口での差し出しも可能です。
ただし、窓口の営業時間は郵便局によって異なるため、利用する前に確認しておくと安心です。
また、速達やレターパックプラスは日曜日・祝日でも配達されるため、急ぎの郵便物は速達を利用するのがおすすめ です。
郵便局の窓口での対応時間と回収との関係
日曜日や祝日に郵便ポストの回収が行われなくても、郵便局の窓口から直接差し出すことで発送が可能です。
特に、「ゆうゆう窓口」が設置されている郵便局では、土日祝日でも郵便を受け付けています。
ゆうゆう窓口の活用
郵便局の種類 | 土曜日の窓口対応 | 日曜・祝日の窓口対応 |
通常の郵便局 | 郵便局による | 休業 |
中央郵便局 | 9:00~17:00 | 9:00~17:00 |
ゆうゆう窓口 | 24時間対応 | 24時間対応 |
特に、大都市の中央郵便局には24時間対応の「ゆうゆう窓口」があることが多いため、急ぎの郵便物を出す際には活用すると便利です。
3.届くまでの日数は?
届くまでの日数は郵便物の種類(手紙・はがき・書留・速達、レターパックプラス等)によって違います。
また窓口への差し出しが午前か午後かによっても到着時間が違います。
例えば東京から札幌、那覇に送る場合、概ね手紙、はがき、大型郵便物は3日後、速達やレターパックプラスは翌日 (午前に出せば翌日の午前、午後に出せば翌日の午後)、書留は翌日か翌々日(午前に差し出せば翌日、午後に差し出せば翌々日)と言った具合です。
詳しいお届け日数は日本郵便の以下のサイトで郵便番号を入力する事によって知ることが出来ます。
日本郵便のサイト 「お届け日数を調べる」
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
4.郵便物の配達は土日もされる?
通常郵便と速達・ゆうパックの違い
郵便物の配達は、郵便の種類によって土日祝日対応の有無が異なります。
通常の普通郵便は土曜日、日曜日や祝日の配達が行われませんが、速達やゆうパックなどの特定の郵便サービスは土日祝日も配達されます。
特に、速達やゆうパックは「速やかな配達」が求められるため、土日祝日でも対応されることが一般的です。
以下の表で、主な郵便サービスの土日対応状況を確認してみましょう。
郵便サービス | 土曜日の配達 | 日曜・祝日の配達 | 特徴 |
普通郵便(定形・定形外郵便物) | ✕ | ✕ | 土曜・日曜・祝日は配達なし |
速達 | 〇 | 〇 | 通常より早く届く |
レターパックプラス | 〇 | 〇 | 対面で受け渡し |
レターパックライト | 〇 | 〇 | 郵便受けに投函 |
書留郵便 | 〇 | 〇 | 追跡・補償あり |
ゆうパック | 〇 | 〇 | 荷物の配送に便利 |
特定記録郵便 | ✕ | ✕ | 追跡可能だが土曜・日曜・祝日は配達なし |
5.土曜日、日曜日および祝日に速達郵便を出せるの?
週末や祝日に速達郵便を利用したい場合、大きな郵便局では365日窓口が開いており、そちらで発送が可能です。
また、郵便ポストに速達郵便を投函する場合、封筒の右上部に太い赤線を引くことで速達であることを示すことができます。
ただし、郵便局に直接持ち込む場合はこの赤線は不要です。投函時には適切な料金の切手を貼り付ける必要があります。
速達の郵便料金は手紙、はがきであれば重量250gまで基本料金+260円です。
料金の計算は以下の日本郵便のサイトで計算できます。
日本郵便 国内の料金計算
追記(2024年6月13日)
日本郵便は6月13日、郵便物の料金を2024年10月1日から値上げすると発表しました。一部を除き30%前後の大きな値上げです。
詳しくは以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
まとめ
郵便ポストの回収時間や配達スケジュールは、郵便の種類や地域によって異なります。
特に、土日や祝日の回収・配達は通常と異なる点が多いため、事前に確認することが重要 です。
普通郵便は土曜・日曜・祝日の配達がなくなったため、急ぎの郵便物を送る際は速達やレターパック、ゆうパックなどの速達性の高いサービスを利用するのが確実です。
また、ポストの回収時間を過ぎると、郵便物が次回の回収までポスト内に留まるため、郵便局の窓口や「ゆうゆう窓口」を活用するとよいでしょう。
配達の遅れを防ぐためには、郵便物の出し方を工夫することが大切 です。
速達の利用や正確な宛先記入、天候や混雑状況を考慮した早めの発送がスムーズな郵便利用につながります。
今後、郵便サービスの変更も予定されているため、最新情報をチェックしながら、適切な方法で郵便を利用しましょう。