普通郵便は、私たちの日常生活で欠かせないものの一つです。しかし、いつ届くのか、配達にどれくらいの時間がかかるのか、といった疑問を持つ人も多いでしょう。この記事では、そんな普通郵便の配達時間や、お届け日数、さらには時間指定の方法まで、幅広く解説していきます。
普通郵便の配達時間について
普通郵便の配達時間は、通常朝9時から夕方17時までとされています。
ただし、効率よく配達できるように配達ルートが決まっているため地域によって時間が変わって来ます。またその日の配達量によっても時間が変わって来ます。
一方、都市部やビジネス街では午前中に配達されることが多く、それに比べて郊外の個人宅では午後になることが多いです。
普通郵便のお届け日数を具体的に調べる方法
日本郵便の公式ウェブサイトにアクセスし、配達日数計算ツールを利用する事によってゆうパック、郵便物等のお届けにかかる一般的なお届け日数の目安を知ることが出来ます。。
(配達日数計算ツールはここをクリック)
このツールを使用するには、以下の情報が必要です。
差出人の郵便番号
宛先の郵便番号
これらの情報を入力することで、郵便物のお届けに要する日数の目安が表示されます。
送付日と時刻の考慮
お届け日数を計算する際には、郵便物を投函した日と時刻も重要です。
郵便局の営業時間内、特に締切時刻前に投函された郵便物は、その日のうちに処理が始まりますが、締切時刻後や休業日に投函された場合は、次の営業日に処理が開始されるため、お届け日数が延びることがあります。
土日祝日の影響を考慮
2021年10月からは、普通郵便の土日祝日の配達が廃止されました。このため、土日祝日を挟む場合は、お届けに余分な日数がかかることを考慮する必要があります。
土日祝日の配達状況について
2021年10月以降、土日祝日の普通郵便の配達は廃止されました。
しかし、速達や書留、ゆうパックなどの特定の郵便サービスは土日祝日でも配達されます。
以下は、土日祝日の配達状況を郵便物の種類ごとに分けて表にしたものです。
郵便物の種類 | 土日祝日の配達状況 |
普通郵便 | 配達なし |
ゆうメール | |
スマートレター | 配達あり |
速達郵便 | |
書留・簡易書留 | |
代金引換 | |
ゆうパック | |
ゆうパケット | |
レターパックライト・プラス | |
クリックポスト |
普通郵便の配達時間は指定できる?配達時間の確認と指定
残念ながら、普通郵便の配達時間を事前に確認することはできません。
ただし、「配達時間帯指定郵便」(+340円)というサービスを利用すれば、時間帯を指定することが可能です。
このサービスでは、料金を支払うことで、お届けの時間帯を午前、午後、夜間から選ぶことができます。
配達時間帯指定郵便サービスの概要
指定可能な時間帯
午前中:午前8時から12時まで。
午後:午後12時から17時まで。
夜間:午後17時から21時まで。
配達可能地域:全国
利用方法
専用ラベルの記入:配達時間帯指定郵便を利用するには、専用ラベルに必要事項を記入し、郵便物に貼り付ける。
郵便窓口での手続き:記入した専用ラベルを付けた郵便物を郵便局の窓口で差し出す。
料金
通常の郵便料金に加えて、時間帯指定のための追加料金が必要となる。料金は郵便物の種類や重さ、サイズによって異なる。
例:定形郵便物25g以内84円 + 配達時間帯指定郵便料 250g以内、340円 計424円
メリットと特徴
・午後発送で翌日午前着が可能な地域もあり、夜間指定も可能です。
・速達と同等の速さで配達され、指定時間帯の配達が可能。
・配達状況の追跡サービス利用が可能。
・追加料金で書留サービスを付加でき、日曜・祝日の配達も可能。
デメリットと注意事項
・地域によって配達時間帯が異なる。
・配送中の紛失に対する賠償はなく、ポスト投函ではなく郵便局の窓口からの発送が必要。
・受取人の不在時は郵便受けに投函される。
さらに詳しい情報はこちら(日本郵便トップ>郵便・荷物>配達時間帯指定便)
配達遅延や問題が起きた場合の対処方法
郵便物の配達に遅延や問題が生じた場合、以下の対処方法が有効です。
1. 配達状況の確認
追跡サービスの利用:多くの郵便物には追跡番号が付与されています。
日本郵便の公式ウェブサイトや専用のアプリを使用して、追跡番号を入力し、現在の配達状況を確認します。
郵便追跡サービスはこちら
2. 郵便局への問い合わせ
直接連絡:配達状況の確認後も問題が解決しない場合、郵便物を発送した郵便局、または最寄りの郵便局に直接問い合わせます。
問い合わせの際には、郵便物の追跡番号、発送日、宛先などの詳細情報を提供してください。
郵便局を探すには
PC こちら
スマートフォン こちら
3. 配達先の住所や受取人情報の再確認
正確性のチェック:配達遅延の一因として、宛先の住所や受取人情報の誤りが考えられます。
これらの情報が正しいかどうかを確認してください。
4. 不在通知の確認
不在通知のチェック:受取人が不在だった場合、郵便局は不在通知を残します。これに従って、郵便局での受け取りや再配達を依頼できます。
5. 再配達の依頼
再配達サービス:不在通知を受け取った場合、日本郵便のウェブサイトや電話を通じて再配達を依頼できます。
6. 郵便局の窓口での対応
郵便局への訪問:問題が解決しない場合は、直接郵便局の窓口を訪れて、状況を説明し、対応を求めることが有効です。
まとめ
普通郵便は、時には届く日や時間に不安を感じることもありますが、配達される時間帯を知っておくと安心できるかもしれません。
この記事があなたの郵便利用に役立つことを願っています。